介護のためのリフォーム

祖父母宅のリフォーム体験になります。

きっかけは骨折し入院した祖母の退院でした。手すりをつけたり段差をなくしたりが必要となり、同時にトイレとお風呂、洗面所のリフォームを行いました。

まず大変だったのは祖母の説得です。手すりや段差は仕方ないにしても、住み慣れた家、お風呂やトイレは変えるは必要ないの一点張りでした。次に大変だったことは、職人さんに入ってもらうためにはまず片付けなくてはならないということでした。古い家は不要な物が溢れており、物を片付け通路を確保し、いらないものは捨てる、その繰り返しでした。

リフォームが終わったトイレやお風呂、洗面所は本当に使い勝手が良く、やはり古いものとの違いを感じました。特に掃除がしやすいことが良かったです。猛反対していた祖母も、今ではキレイになったトイレやお風呂を使い、お風呂に入る回数も増えました。結果的にとても良いリフォームでした。
次は水素吸入機のクリニック用の導入も説得しなければなりません。 古いものを大切にし、生活に合わせて新しいものを取り入れていく、介護のためのリフォームのその1つの形なのだと思います。